イントネーションと吃音

上野千鶴子の東大入学式祝辞を、映像で見てみると、文字で読む場合とは違った印象を抱く。それは言葉のイントネーションにある。方言・外国語・文体の、あらゆるものが混じってトランスリンガルな感じがある。受け取るのが難しく、内容を把握するためには、…

空白の瞬間

真剣に一個ずつファンタジーをはがしていったら何も残ってないことに気が付いて、精神分析学の教える<現実界>を見た気がした。そこには<物自体>が生晒しで横たわっている。いや違う、それは横たわってさえいない。なぜならファンタジーを経由しなければ、「…

逆立した自己を演じる

社会と逆立した自己を演じているとき、人はあたかもそれが真実であったかのように思い込むことができる。またそれが他者に共有されていたかのような気持ちになる。ともに生きた心地がする。けどこれはほんとうか。 よくある話がある。 電話の相手は誘拐犯で…

宇宙人

宇宙人がやってきたらやはり俺の睡眠薬が悪さをして俺の布団を塞ぐだろう。ちんポコのおじさんが我を忘れてうんこのおじさんになってしまうんや。宇宙からやってきたら早く元号も変えてしまうかもしれない。漢字の読み間違いでいちいち話の腰を折って人に嫌…

チンポコキヨシのススメ

以下は、演歌歌手氷川きよしのズンドコ節のサビ部分の歌詞です。 「ズン、ズンズンズンドコ、キ・ヨ・シ♪」 このリズムで、 「チン、チンチンチンぽこ、キ・ヨ・シ♪」 と歌うのが「チンポコキヨシ」です。 私が発明しました。 一度口ずさんでみてください。…

ルールというのは破るためにある、ただし。

宮台真司の「ルールというのは破るためにある」という説明が絶妙である。 曰く、破ることによって、破った者同士の共通感覚=仲間意識を養い育てることができる。 そのためにルールというものは存在する、と。 ただし、やりすぎはダメ このただしがきが重要…

高校生が主人公のアニメを見ても胸がときめかないようになった

最近、アニメ界で人気のある『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』を見ていて気づいた。 すでに自分は30歳を過ぎているから、高校生が主人公のアニメを見ても、煙がからだを通り抜けるように、入ってこない。 そうして見わたしてみれば、『青春…

渋谷に引っ越してきた

先週、渋谷に引っ越してきた。 渋谷には B2C(Business to Customer) の Webベンチャー企業が集結している。 住処 契約したアパートは、渋谷駅から徒歩15分のところである。 家賃は今まで住んできたなかで一番高い、8万5千円である。 ちょうどビジネス…

仕事を辞めてしもうた

毎日会っていた人たちとの別れ、また、近くにはいないが、目標をともにした同期メンバー達との別れ、があった。両手では数え切れない、顔達がそこにある。人との別れは、人の死に似ている。喪失がある。それなりの距離感で、人々に愛された実感があるのは、…

働く大人のナルシシズム-『カメ止め』論

*この記事は映画『カメラを止めるな』の内容を含みます。 少年漫画のナルシシズム 少年漫画には、主人公が感情の赴くまま怒りをあらわにし、周囲をかき乱すことによって状況を変え、周りの人間や世界を、救うようなパターンが多くみられる。これを「少年漫…

あなたのオキュペーションは何ですか

「休日なにしてるんですか?」 と、人に聞くことがある。 そして、「寝てます」「テレビ見てます」「ぼーっとしてます」という返事をうけ、ガッカリすることがある。 ガッカリするということは、何かを期待して聞いていた、ということだ。いったい何を期待し…

所信表明

日常で思ったことや、世の中に対する感想を書く、そのようなブログをはじめることにした。 ところで私は、数年前にブログを書いていた。 本ブログは、その時とは、少し異なったテイストになるだろう。 スタイル かつては、全世界を否定し、または己をすべて…